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外反母趾とは。チェック方法、原因、治し方、改善トレーニングを紹介

外反母趾とは、足の親指が人差し指の方向に「く」の字に曲がる症状のことです。突き出た部分の関節に痛みを伴う事がありますが、特に靴を履く時に突き出た部分が靴に当たって痛みます。 外反母趾が起こる原因にはどんな事が考えられるのでしょうか?軽い症状の場合自分で治すことは可能なのでしょうか?ここでは、外反母趾のチェック方法や原因や改善トレーニング法についてご紹介します。

外反母趾とは

外反母趾とは足の親指の関節が人差し指の方向へ「く」の字へ曲がる症状のことです。レントゲンで見ると親指が人差し指の方向へ曲がるのと同時に、第1中骨(足の付け根の部分の骨)が内側に広がっています。 外反母趾になると、靴を履く時に骨が靴にあたるので痛みを伴います。特に女性はハイヒールを機会が多いのですがハイヒールは先がとがっていたりと足にぴったりなものが多いので、骨あたり痛みを感じるケースが多いです。 それでも無理して靴を履き続けることにより皮下滑液包炎(バニオン)を発症する事があります。人間の体には皮下滑液という小さな袋があり、骨と皮膚が当たった時に衝撃を防ぐクッションのような役目を果たしています。皮下滑液に炎症がおきて水が溜まりすぎる状態が皮下滑液包炎(バニオン)で、腫れ、痛み、赤くなるなどの症状が現れます。 さらに外反母趾が進行すると歩く時に足の裏にかかる力のバランスが崩れ、一定の場所にタコができるなどの症状が現れる場合があり、それによりさらなる痛みを生じます。

外反母趾のチェック方法

外反母趾のチェック方法はいくつかありますがまずは見た目のチェックができます。親指が小指の方向へ曲がっていないか、親指の付け根が出て「く」の字のようになっていないか、親指の付け根が赤く腫れていないか、扁平足になっていないかなどを見る事ができます。 痛みなどの症状のチェックとしては、親指の付け根が痛くないか(特に靴に当たった時に痛みがないか)親指や人差し指の関節の下が痛くないかなどをチェックする事ができます。 自分で定規を使って測ることもできます。測り方は簡単で、必要なものは定規と分度器、ペンだけです。まず、足を紙の上に置き、足の内側のラインを定規でひきます。その後親指のラインを引き日本のラインによってできた角度を分度器で測ります。角度が0〜15度の場合正常、15〜20度の場合軽度、20〜40度の場合中等度、40度以上の倍重度だと判断できます。 より正確に知りたい場合、病院でレントゲンを撮ってもらい診断してもらいましょう。

外反母趾の原因

外反母趾になる原因にはいくつか考えられますが一番多いのは靴の形です。実は外反母趾は圧倒的に女性に多い症状ですが、これは女性がハイヒールを履いて長時間歩く機会が多いためです。 先がとがった幅の狭い靴は、長時間空いていると足のむくみの原因になりますが、足の指の関節が人差し指の方へ無理やり押されている状態が続くので明らかに親指の関節の負担になっています。そしてその生活が長期間続くことにより少しずつ外反母趾の症状がひどくなります。 また外反母趾になりやすいタイプの足の形となりにくい足の形があり、ギリシャ型に比べエジプト型の人は外反母趾になりやすい傾向があります。そしてリウマチなどの関節の病気が原因で外反母趾になる人もいます。 人間の足の形は主に3種類のタイプに分かれます。ギリシャ型、エジプト型、スクエア型です。ギリシャ型は親指が一番長く小指に向かってだんだんと短くなっていく形の足です。エジプト型は一足指が一番長く三角形のような形をしている足です。スクエア型は、全体的に足の長さが揃っている形です。

外反母趾の症状

外反母趾の主な症状は足の親指の付け根が人差し指の方向へくの字に曲がることにより、出っ張った骨が靴などにあたり痛みを感じることです。また歩いている時に、足の裏に痛みを感じたりひどい時には痺れを感じることもあります。 靴を抜いたとき親指の付け根や小指の付け根が赤くなっている場合や、足の裏にタコができている場合、また足が少し縮こまったような感じに見えるなら外反母趾の症状を疑ったほうがいいでしょう。早いうちに問題を見つけ対処することで、痛みを最小限に抑える事ができます。 初めのうちは靴を履いている時だけに感じていた症状であっても、症状が悪化するにつれ裸足で歩いている時でも痛みを感じる事があり時には手術が必要なケースもあります。それで早いうちに症状を改善する事が大切なのです。

外反母趾にならない歩き方

先ほど外反母趾になる大きな理由は靴だとご紹介しましたが、例えばすり足のような歩き方の癖が原因で外反母趾になることもあります。クッション性の多い靴を履いていたり、窮屈な靴を履いていたりすることで足本来に持っている力が出せず、足の力が弱ると扁平足になります。扁平足になると土踏まずに負担がかかりやすくなり、その結果足の親指側の負担が増え外反母趾になりやすくなります。 外反母趾防止のためには足の筋肉をつけるように意識して歩く事が大切です。例えば一歩毎の歩幅を大きくしたり、足をするようにではなく、地面から上げて歩くようにすることによって足の筋肉を鍛える事ができます。また、家の中では裸足ですごすことによって足の裏の筋肉を自然に鍛えることができます。 特に10代に外反母趾になりかけている人の場合、足の裏の筋肉が衰えている可能性が高いのでトレーニングが必要です。しかし歩き方の工夫は日頃少し意識を変えるだけで簡単にできるので、気負わずに取り組めます。

外反母趾の改善トレーニング・ストレッチ

外反母趾に効果的なトレーニングは足の指を動かす事です。子供の頃に足の指でじゃんけんをしたという思い出を持つ方も少なくないのではないでしょうか。子供の頃には意識しなくても足の指を動かしていてそれが自然にトレーニングになっていました。 それを大人になっても意識して行う事ができます。指を大きく開いたり、閉じたり、縮めたりしてみましょう。お風呂の中などリラックスしている時やお風呂上がりにストレッチをするついでに行う事ができます。少しマナーが悪いですが、床に置いたタオルを足の指でつまんでとるように練習するのも指のトレーニングになります。 靴下を履く時には、5本指のタイプを選ぶなら靴の中でも足の指を動かし、足の裏の力を使いやすくなりますので、おすすめです。

外反母趾とインソールの効果

靴のインソールはどのようなものを選ぶと良いのでしょうか。ふかふかでクッション性の高いものは足の負担が少ないので人気ですが、あまりにもクッション性が高すぎるインソールに慣れてしまうと足の筋肉を使う機会がなくなり足の裏の筋肉が衰えてしまいます。 それであまりクッション性がすぐれすぎていない適度なものを選ぶようにしましょう。初めは違和感があり足が疲れるかもしれませんが、適度に足に負荷をかける事ができ足の裏の筋肉が発達します。 靴の形もあまり窮屈すぎず足の幅にあったものを選ぶようにしましょう。特に働く女性にとって窮屈すぎず、仕事に適した靴を探すのは易しいことではありませんが、無理して外反母趾になり痛みを伴う事を考え自分に合ったものを選ぶようにしましょう。

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